東京農工大学ラグビー部

　一年（今度二年になります）の北村です。
　先日、三月二十三日にOB戦・懇親会をやらせていただきました。お忙しい中集まってくださったOB,OGの皆様、また、ご協力いただいた方々には深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
　農工大ラグビー部は人数、経験ともに不足しているため、多くの方にお集まりいただき、非常に良い一日となりました。

　肝心の試合の方ですが、現役のタックル力、バックスのラインメイクに関しては今一度見直さなければならないな、と思わせられました。フォワードに関してはスクラムは組まなかったので問題点を見つけることはかないませんでしたが、ポイントへの集散、とくにポストとフローターの意識の薄さが露呈しました。OB戦ではフォワードの数を少なくして人数調整を行っていたため、一人一人の仕事量が増え、同委にいつも以上に考えながら走らないといけない、非常に“ラグビーらしい”状況だったと思います。それだけに、様々なこと（多くは問題点ですが）が浮き彫りになったかなと思います。

　懇親会では私のような大学生の身では普段なかなか接することができない、非常に深い経験を積まれたOBの方々と接する機会が多くありました。この機会を最大限に生かせていたか、そもそもOBの方々に楽しんでいただくことができたか、「よくやれたか」にはとても不安に思いますが私個人に関しましては「やってよかった」と感じています。農工大の昔を知れたことも大切なことです。得たことをどこに使っていくのか、それを時間をかけて考えていくことこそが大切なのだと思います。

　若手OB（といっても大先輩ですが！）の方々にも長く会話を弾ませる機会を設けていただけ、まだまだ先は分かりませんが、あるべき自分の将来（とても身近な将来）の一端を見ることができたかな、と思います。

　私自身、人の話を聞くのが好きなこともありますが、自分たちチームの力を試させていただくと同時に、何人もの方々の経験を聞く一日であったと思います。様々なことを教えていただいて、それをうまく扱えるかはわかりませんが、これからの大学生活、そして将来の社会生活に活用していけたらな、と思います。繰り返しになりますが、先日はありがとうございました。