東京農工大学ラグビー部

お久しぶりです。
先代副キャプテンの平賀です。

このたび最終戦を行い、引退しました。
大学からラグビーを始めて3年間、負けてばっかりでしたが僕はラグビーができてよかったなと思います。

支えてくださった先輩、OBの方々、イトコラグビー部の方々、地区対抗リーグ、国公立大会に関わったすべての方々、同期、後輩、本当にありがとうございました。


軽く今年度を振り返ってみたいと思います。
去年、昂さんからチームを引き継ぎました。
去年は、はっきり言って何も昂さんの力になれず、悔しい思いをするばかりでした。
今年、新歓の時期に新入生が入ってくれないと廃部でした。
人がいない、練習ができない、チームは弱くなる、人が入らない・・・悪循環でした。
今年の新歓は特に頑張りました。
他大の人には笑われるかもしれませんが、6人の新入部員は本当に大きかったです。
現役部員だけで15人が揃えられず、大学院生の方々、4、6年生の先輩を合わせてようやく15人が揃い、チームの作戦はもうこれしかないというところまで考え抜き、これといってチームの武器が無い中、今年度は戦い抜きました。
レフリーの方にはタッチジャッジぐらい出せと怒られ、上位のチームにはボコボコにされましたが、今年度は我慢だと思いました。
周りから何と言われようと今年はいつか上位のチームに勝てるようになるまでの最初の一歩にするんだという気持ちでチーム運営をしていました。

農学部と工学部しかないこの大学に、高校ラグビー経験者はなかなか入ってきてくれません。
一学年に5～10人だと思います。
高校ラグビーはきついもので、もう二度とやりたくないと思うものらしいです。
それを乗り越えてラグビーという最も面白いスポーツをまたやろうと思うのはごくわずかです。
初心者は危なそうという印象だけで入ってくれません。
しかし、僕はやりたいことを学びにこの大学、学部、学科にやってきて、ラグビーに出会えました。
正直に、素晴らしい、幸せだと思いました。
高校ラガーマンにはぜひとも農工大にきてほしい。
初心者も経験者もぜひともラグビー部に一人でも多く入ってほしい。
一緒に学び、一緒にラグビーをやってほしいと思います。

来年度はよくなると思います。
僕もできる限り協力したいです。
これからも応援よろしくお願いいたします。

先代副キャプテン　平賀健太郎